歯を失った部位の治療は、入れ歯(義歯)やブリッジが一般的でしたが、近年インプラントが急速に普及しています。世界ではインプラントが最良の治療方法として、第一選択肢に位置付けられるまでになってきています。
インプラント治療の流れ
FLOW
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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14:00 - 18:00 | ● | ● | ● | 休 | ● | 休 | 休 | 休 |
祝日のある週の木曜日は診療いたします |
◆ … 8:30 - 13:00
インプラント治療の流れ
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まずは、レントゲンや歯科用CTを使って、お口の状態を正確に把握することから始まります。CT検査ではスキャンしたお口の中のデータを3D化し、コンピュータ上で、埋入する部位の骨の状態(質、厚み、高さ)や血管の位置などを確認し、手術のシミュレーションを行います。この検査結果に基づいて最適な治療計画を立案します。内容はカウンセリングで丁寧に説明いたします。カウンセリングでは治療へのご希望やご不安などもうかがいますので、遠慮なくお話しください。
インプラントを埋め込む前に、感染症を起こすことがないようお口の中を清掃し、細菌の数を減らしていきます。
当院のインプラント手術室の清潔な環境で手術に臨んでいただきます。インプラント専用の滅菌された器具を用いますので、衛生面でも安心していただけます。
顎の骨に人工歯根を埋めていきます。基本的には虫歯の治療で用いる局所麻酔を用いて手術を行います。シュミレーション通りに人工歯根を埋め込んだ後、切開部を縫合して1次手術(1回目の手術)は終了です。
1次手術から3カ月経ったら2次手術を行います。2次手術はインプラントの上の粘膜を切開し、歯肉から露出した土台を連結します。
2次手術を終え、歯肉の状態が安定したら、型取りを行って人工歯を作製します。歯の形態や、色合い、噛み合わせを考慮し、セラミックを作製していきます。最終的に完成した人工歯を装着して全ての治療は終了です。
インプラントを長持ちさせるには日常の手入れと、メインテナンスが大切です。清掃は歯科衛生士が専用歯ブラシなどを使用して指導します。また、定期的にかみ合わせの確認やレントゲン撮影をしてインプラントの周囲骨の状態などを診査します。
歯を失った部位の治療は、入れ歯(義歯)やブリッジが一般的でしたが、近年インプラントが急速に普及しています。世界ではインプラントが最良の治療方法として、第一選択肢に位置付けられるまでになってきています。
チタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込み、その土台に人工歯を取り付けることで、天然歯のような噛み心地と見た目を実現できます。部分入れ歯やブリッジとは異なり、健康な両隣の歯を削ることがありません。
インプラントは、他の治療法に比べて安定感や使い心地が良いとされています。インプラントは天然歯と同じ形態ですので、硬いものを食べたときの違和感や痛みに悩まされることはありません。
当院ではインプラント手術前に必ずCTを撮影しております。CTデータをインプラントの設計ソフトにて解析し、顎の骨の形、神経血管の位置まで把握し、インプラントの形や、直径、長径を決定していきます。
患者様によって骨の状態、噛み合わせの状態も異なりますので、患者様ごとに治療計画書を作成します。
必ず説明させていただき、インプラント手術に関するご不安、ご不明な点が無いよう手術に臨んでいただける努力をしています。
当院ではインプラント手術の安全性を高め、インプラントを理想的な位置に埋めることができる「X-GUIDE」という最新のインプラントナビゲーションシステムを導入しています。
X-GUIDEを使用すると、リアルタイムに骨や周囲の血管や神経の位置まで3Dで確認しながら手術を行うことができます。そのため、安全、正確、そして素早く手術を行うことができます。このX-GUIDEというシステムは日本でも導入している医院も少なく、最新技術の医療機器です。
その他に当院ではサージカルガイドという口腔内装置も採用しております。CT上でインプラントを設計し、その位置や深さ、角度についてもズレなくインプラントを埋め込むことが可能な装置です。インプラントを正確、安全に手術する手段の一つで大変有効です。これらを症例によって使い分けています。
1965年にスウェーデンのブローネマルク博士により初めてインプラントが臨床応用されました。これを初めて製品化したのがノーベルバイオケア社です。そのため、長い歴史があり、さまざまな研究を経て今も革新的な新しい製品を生み出しています。
近年歯科業界でもデジタル化が進んできていますが、ノーベルバイオケア社もインプラントのデジタル化を最も早く取り入れたメーカーです。当院で採用しております、X-GUIDE(インプラントナビゲーションシステム)やデジタルスキャナー(口腔内のスキャン)を応用することで正確な治療が可能となりました。これはノーベルバイオケアの強みの一つです。
天然の歯では支える周囲の骨に起こる炎症が歯周病ですが、インプラントも顎の骨に炎症が起き歯周病を起こすことがあり、これをインプラント周囲炎と言います。これによりインプラントを喪失することもあり、インプラントの開発の歴史はインプラント周囲炎との戦いの歴史でもあります。ノーベルバイオケアの製品では他社製品ではなかったインプラントの周囲の粘膜との接着を実現することにより、歯周病細菌がインプラントに入り込むのを防ぐシステムを開発しました。これによりインプラント周囲炎を格段に予防することが期待できるようになりました。
患者様ごとに顎の骨の硬さ、幅には違いがあります。ノーベルバイオケアにはどのような状態の骨にも適応可能なインプラントのラインナップがあります。また被せ物のパーツもさまざまな状況に応用できるパーツを製品化していますので、症例ごとに適した最善の治療を行うことが可能です。
当院には高度な設備を備えたオペ室を完備しており、オペ台、無影手術燈、整体情報モニターなどを備えており、万全の設備を整えております。
また、インプラント専用の器具を別途用意しており、高度な滅菌機器にて衛生管理に努めています。